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シンプリチオ-雑記

ラウの寝起きがmitaidesu!

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2025/11/28 (Fri) -

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夢をずっとみつづけるための条件はその夢が叶わないことです

2007/12/01 (Sat) - ●●●

レイたんのことか!とこの文句を読んだ時に感激した痛い思い出…
レイたん届かないレイたん。
ああ、きもいな…きもいよ……

やっぱり私は高耶・影虎さまが好きだよという話…。
この駄犬野郎とか快感だとか。
かげとらさま…っ

敗者である直江の方が決断が出来るのは当たり前なんだな。
まだ向かう先があるから。
影虎はもう頂点に立っちゃってる以上その先がない。
直江が求めてるものに応じちゃったら、一気に逆転が起こって、関係が崩壊しちゃう。

バガボンドだったかなんだかで、剣の天下一ゲームの例えがあったことを思い出してしまった。頂上を見た人間が最後になんて言ったかっていうと、「寂しい」だった。
楽しかったゲームが終わってしまった、という。
どうして誰ももう見上げた先に居てくれない?という。
これが所謂、神の視点の悲劇性ってやつかい?

まだ手に入れられるものが目の前に見えている直江の方が幸せだと思ってしまう。影虎は直江が例え欲しくなっても、それは弱さになってしまって、そうすると、自分は直江が愛しくて憎くてたまらない存在から逸脱しちゃうんじゃないかという不安を持たざるを得ない。
だからどちらかというと可哀相なのは影虎さまのような気がする。
高耶がやっぱり好きなんだー(わかったよ

しかしミラージュのわかりやすさはいいなぁ…うん。
直江と高耶の関係って、新しい愛憎の関係の型を見せられたというよりは、今まで沢山の作品の中で描かれてきた関係を、とても丁寧に何回も何回もなぞって語ってくれてる感じ。

直江のあのしゃべり過ぎな感はとても子供じみてるようにたまに思う。
八つ当たりというか、自分のこと聞いて!知って!って一生懸命になってる印象を持つからかな。


ラウは欠落した人で、ギルはラウを理解できなかった人、という妄想が大好きなんだけど、これも結局関係性の隔絶なんだなと思った。
わからないし、届かないからこそ欲しいとか好きとか。
これ神とか真理っていうのが未だに色んなとこで話題になるのも同じ原理な気がするな…。
きもちわるい…


しかしまあ断絶とか、隔絶って凄い大事なイメージというか。
処天もそうだったなって、昔のノートを見直して気付きました。
そして更に面白いことに、橋本治の解説では王子は「欠落した人」なんだよね笑
私の嗜好は変わってないということか笑

安部公房の第四間氷期という小説があって、その中で・未来・というのは、常に・現在・を裁く側であり続ける、太古のように遙かで絶対的に断絶した存在なんだ、だから憧れであると同時に恐怖の存在でもあるんだっていう話があって、それが私にはいつも萌えた受攻の構図を考えるベースになってしまいます。
私は裁く=位置づけると捉えたので、王子にとって初めて自分を位置づけてくれる存在が毛人だったのかなと思ったのです。王子にとって毛人は、自分の欠落を露呈させた相手としていて、足りない人という、毛人にしか与えられない位置を王子に与えてくれた。
高耶と直江だって、勝者と敗者という言葉で頻繁に表現されてるけど、この位置づけの対比が一番際だつからお互いに目を逸らせない相手になってるのだろうなと思う。意識が強烈になる。


しかし、あんまり険悪が続くのも萌えるけど寂しいなという話だよ…なおえ…(戻った
いいなと思っていても頭の中の話で、たまにはいちゃこら見せてもらって幸せな気分になりたいよ。美味しいもの食べた後みたいに…。

あとユダとか例えに出されると、私はどうしてもトーマの心臓を思い出してしまいます…ノン。
そして更にレヴィナスたま↓
・欲望は他人のために死ぬことに極まります。
・「他人のために死ぬという究極の贈り物」が欲望の行き着く先です。

これなんてトーマとユリスモール…!とレヴィ読んだ時にびっくりした記憶が。
萩尾望都は日本のレヴィたんかもしれない。
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