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シンプリチオ-雑記

ラウの寝起きがmitaidesu!

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2025/11/23 (Sun) -

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なんか出てきた烏賊

2008/08/14 (Thu) - ●●●

「その」台詞をしゃべらせられてるキャラクターと、「その」台詞をしゃべりそうなキャラクター。
やっぱり優れてるのは後者だと思うかな…。
萩尾望都がすごいと思うのは、あれだけの台詞をちゃんとしゃべりそうだ、と思わせる、そこまで持って行かせる積み重ねの技術だとおもう…神様…。

作者が透けて見えるのが前者。物語の組み立てが透ける。
愛の構造図が会話から採れるというか、むしろそのまま。
主人公は、主人公という人間が思考した故の言葉を発しているのではなくて、なぜか彼自身がいる愛の構造の枠組みを語ってしまおうとする。なんていうか、悪い突飛さ。
BLっていうジャンルのそもそもがファンタジーってのは置いておいても、会話の自然さ・生々しさみたいなのものはまた別レベルにあるわけで。
どっちがいい悪いはないと思うけど、私は前者は読んでいて目が滑る。

日常会話と恋愛会話が分断されてるように感じるってのが原因にあるかもしれない。(通常モード⇔恋愛モードで切り替えのあるキャラ設定etc関係ない部分で)
重要点が恋愛についての(或いはお互いについての)会話にあるのはわかるんだけど、それをこっちに悟らせちゃうようなのだと寂しい…。日常会話がおまけっていうのはわかってるけどわかりたくないし、果たして「実際は」おまけなんかになるもんかと思ってしまう。 !ファンタジーを読みながら!
分断でなく、互いが延長上にあるような会話展開や心情展開がなされる漫画はやっぱり読んでいてきもちいい。

まとめ。
普通の大学生の男の子、という描写をさんざ入れているくせに、その口から出てくるのは愛の形而上学。
萎える。



……………
なんかのBL漫画の感想だと思う多分…よっぽど萎えたんだな、書いた当時の自分…。

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