スメラギさんの表情が最後にきたのがうおお。
エミリオから想像するに、スメラギさんて朴訥な男っていうか、温和しそうな人好みなのかなあと思う。でも体育会系ね。ビリーは体もおとなしそうなとこがダメだったんだな。 …。
アレルヤに恋情とまではいかないけど、蟻の毛ぐらいに何か芽生えかけてたんだったら、ちょっとすてきで切ない。
小説でも、ハムたんの変化は「歪み」と説明されていたけれど、今回のでなんか目の当たりにしてしまったなぁという、引きのシーンだった。ダブルオとの戦闘。
あの状況では、騎士道(武士道?)精神にはならない。軍属ながらでも許されていた、フラッグで勝ちたいと言っていた頃のあの潔さと自由とは別方向に行っちゃってる。
戦闘欲に呑み込まれた男がもういるだけで、ハムたんは死んじゃったみたいな気がする。悲しい。気付くの遅いですかね…?
騎乗位には正直びっくりしたよ。やっぱり乗っかられる奴なんだなアレルヤ。そして手早いな…!キスとかさ!もうここらへんはぐだぐだになるので感想やめたほうがいいと思うよわたし!!ほんとにな!もう離さない!はかっこよかったけど笑っちゃったんだから…!もうもう!!
キスシーンは、横顔の向きがハレルヤだったのがなんか感慨深い…?かんじ。です。
***
正直セルゲイさんの前に、撃ってください、と出た時のあれは、ビックリはしました。CBはどうなるの?っていう。
でも、マリーをこれ以上戦わせないという約束の上で自分を殺せと迫ったことは、なんとなく理解できるような気がします。がんばって。
アレルヤはGNドライブを一機預けられている身であるってことを、忘れているようにも見える。世界変革をマリーより優先しなかったようにも見える。
んですが、アレルヤの中には、
・超兵を生み出すような世界を変える
・同じく超兵である自分が仲間を殺した
っていうマイスターになった目的と、裁定者が裁定者になりきれない苦しみ(戦いのための存在が戦いを無くすために戦う矛盾(これはガンダムという機体そのものや、せっちゃんにも言えることです…が…。))が同時にあって、自分を撃てと言って前に進み出た今回は、その後者の方がアレルヤの中で強く出たんだと思います。
アレルヤの目の前には、その時は、同じ超兵であるソーマ(マリー)ちゃんがいたので。世界ではなく人間がいたので。
「マリーをこれ以上戦わせない」という約束は、アレルヤにしてみれば、自分に生を与えてくれた人を救う、という個人的な感情の発露だったと共に、生き残っている唯一の(戦うことが存在意義であるはずの)超兵を戦場から離脱させる、という自分たちの存在役割からの解放の象徴も意味していたはずだと思う…のです。てか思いたい。
自分の命はちょっと蔑ろにしてしまったかもしれないけど…!(何しろ生をくれたマリーが関わっていたので。)、CB(世界変革という目的)を蔑ろにしたわけでもない。
と思いたい。
そのあとのキスまでは理解したくないけどね…!
それでもって、マリーちゃんがこれから超兵としてどうするのか、どうなるのかはわからないですけれど、
とにかくアレルヤは、邂逅は果たしたものの、苦しみは苦しみとして抱えたままで、目的は残っているので、これからも戦ってはいくんだろうなと。いう感じです。
マリーゲットできたからCBはいいやじゃないもんね。
アレルヤもロックオンもどっちも好きなので、今回のことできゃーっていう感情だけで目を背けたくなくて(抱っことかキスとか抱っことかキスとか抱っことかキスとかね)足りない頭で考えてみたよ…。
不備はありまくりですが、自分なりに納得はできた。
自分を撃て、って言ったことは。
あと、裁定者が裁定者になりきれない苦しみっていうのは、ロックオン(ニール)にも言えたことだと思います。
だから、ガンダムもせっちゃんもロックオン(ニール)もアレルヤと同じで、CBの理念が元から抱えなきゃいけない矛盾(戦争による戦争根絶)がそうであるように、00のテーマがちゃんと人物にも反映されてるなぁというのが一期からの感想です。
平和が来たからそれで終わり、だったら楽なのに、ロックオンもアレルヤも、それは考えられないんだよね。明るい先というもの。
色んな意味で、00はほんとにダブルだよね!みたいな。
せっちゃんとガンダム、アレルヤ⇔ハレルヤ、双子のロックオン、ヴァーチェとナドレ、とか、立ち向かう先がイノヴェーダー=0(スタート(例えばアムロ)な人達ばかり、とかね。マイスターは今までのガンダムだと負け組だった側の子たちが固まってるから(NT的位置だったティエちゃんも落とされたので。)、そういった意味でも新しいスタートを願掛けてるのかなとやっぱり。
二番目のスタート!だよ!
あと、7話で、パイスーの手袋は取り外し可能ということがわかってホクホクしてます……ロックオン、白い手…パイスー着てても出せますね!
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