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シンプリチオ-雑記

ラウの寝起きがmitaidesu!

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2025/11/24 (Mon) -

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焼け野原で踊るキリ丸

2008/05/06 (Tue) - ●●●

今日は「シュルレアリスム・痙攣する美」展と「マリオ・ジャコメッリ」展を見てきたよ。
東京写真美術館にて。ちょう久々に行った!えびすさま!
シュルレアリスム展が目的だったんだけど、ジャコメッリ展の方も面白そうだったので、ついでにと思って2つまとめて見てきました。

…で結果。なんかもう、ジャコメッリがついでどころでなくよくて…!  …!
恥ずかしながら、この写真家を私は知らなかったので…orz ほんとにもう!今日出会えてよかった!一日気分がよかっただよ^▽^幸せーすてきだーじゃこめっりー。

以下、二展の雑感なんか。
ほんとジャコメッリは…よかったんだ…久々に下手でもなんでも絶対感想書かなきゃと思った。ほんと。

・シュルレアリスム展
□ とにかく、有機性と切っても切れないんだと再認識。
□ あと、自分の中の異質であるものとの出会いを目指すって意味での・超現実・ということばは、身体のイメージを取り込んだ作品群を見るとよりわかりやすくなると思った。
人間誰もが普通に持ってる身体を、オブジェ化したりいつもとは違った角度から撮ったりコラージュしたりすることで、それそのものが隠匿してた異質さおかしさ不気味さ不可解さが暴かれる。
□ とにかくしつこく創作の矛先が向くのは日常普通にあるものものであって、それが何より、シュルレアリスムの叶えたいことが人間の視点を外すことじゃなくて、視点拡張することにあるんだって示してる。
□ シュルレアリスム(超現実)ということば、現実外に行く・逃避する、という意味ではなくて、現実に圧倒的に向かう、という意味だと教授が何回も言っていたのを思い出しました。大好きな先生!
□ くすっとした笑いを生む作品があるのは、とても素敵。
□ 都市写真ではウジェーヌ・アジェとブラッサイが抜きん出てると個人的にはおもいます…どうだろ。
□ 瑛九と岡上淑子、二人の日本人の芸術家を知ったのは収穫だった…!特に岡上…!もっと見たいーよ。

あと、ちょっとシュルレアリスムそのものとは離れるんだけど
□ 芸術作品とそのタイトルの関係の根の深さを思った。その作品に名前がある、というカラクリは、芸術という体制にとって何だかとても重要な気がする。
違和を与えるという役割が必要なのかなと思う。
たとえば、家にある500円の化粧水のボトルに、全く連想を覚えさせない珍妙で無関係なタイトルをつけて美術館に置いたら、結構様になる気がする。とりあえず、スルーはされないと思う。えっ、と立ち止まらせる。
その名付けた奴が考えたこととか、作品の意味とかが、むしろ「あるもの」と思って、何かしら思考を強制させる。そういう力を発現させてる。
□ でもタイトルなんか見なくても絶対的な印象を与える作品があるのも事実だなぁ。わからない。



・ジャコメッリ
写真展で泣きそうになったのはさすがに初めてだった…。
その、これはやばい、と思ったのが、ホスピスで撮影された老夫婦のキスと抱擁の2枚の連続写真を見た時だったんだけど、別にその作品だけが特別に感動を催させたんじゃなくて、ジャコメッリのテーマをそこまで展示写真と合わせてずっと追ってきて、で、それらの積み重ねが極まった結果、泣きたくなった、という気がする…。
老夫婦の2枚の写真は、印象の頂点だった。

彼らの死が近いだろうこととか、彼らが相当に老いていることとか、そういったことへの憐憫で泣きたくなったわけじゃないし、死への恐怖や生への感謝で動揺したわけでもないし、なんか、
死と生の相互依存っていう命題を求めて創作するジャコメッリの姿勢とその結実が一緒くたになって襲ってきた感じ。作品と一緒にジャコメッリという人にも泣きたくなったというか。
ていうか同時的だったからこそ泣きたくなったのかもしれないです。もう私をどうにかしてくださいマリオ!泣くのは時間の問題であったのか!

「私には自分の顔を愛撫する手が無い」というタイトルを付けられた、神学校の生徒達(将来の司祭さん達)の連作写真も素敵でした。

ジャコメッリは詩的と表現される写真家だそうで、確かに、展示を見始めた時は、ことばでよく言い得ているなと思っていたんだけど、終わりの方になってくると、なんてことばがこれらには合わせられるんだろうという…気持ちになってくる。まごうことなく、写真でなくて詩だと思うんだけどそれが極致じゃない。

この人の写真は初めの1作品2作品で、既に吸引力がもう今までのとは違かった。もの凄い優位さ。
シュルレアリスム展がやや霞んでしまったのも仕方ないかなと思ったり。



で、GWが終わった…ですね。
でも想像してたよりずっと充実してた…スパコミでGW終わりだわーとか思ってたのが、今日でなんぞという気持ちに。心残りは、今年のラ・フォルジュルネをチェックすらしなかったことか…でももういい。満足…。

スパはもう、いっぱい本買えてしわあせですてかラウの本が…!ああ!ありがとうございます(誰に!名前のない墓碑というのはラウの象徴のひとつだと思う…萌える。ロクオン受ティエ受もたくさん買えたよ!\(^o^)/やったよ!財布的にもやらかしたよ!太ももの筋がすきだ!

あと本編では意識しなかったアレルヤのオールバックを同人誌さまによってやっと意識しました。性的に。

イベ二日目の後はメグと家帰って床で寝るまで延々ホモ話したのがメモリーです…。おかげで夢にえろちっくなスザク君が出てきました…なぜスザク!なぜ!すきなのかな!これ!
しゃべってて、私は足りない攻が心底好きだなと再確認した…ほんとにすきだ…力加減がわからない、テクニカルな面がない、身体だけ足りちゃった感じの…おもらしって感じの…。わからなくて手が出る感じの…。
無意識に冷たいってのも、多分なんか足んないんだな…。
「ぼくたちの失敗」ってなんて心浮かび回ることばでしょう…しぬ。しっぱい!

書きすぎたが、ジャコメッリにありがとうでもう気にしない。
よいお休みでした。
おやすみなさい。

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