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シンプリチオ-雑記

ラウの寝起きがmitaidesu!

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2025/03/14 (Fri) -

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寒い朝はお布団でデンドロビウムごっこするといいよ

2010/10/24 (Sun) - ●●●

最近ほんと、人間なにでお金もらえるようになるかわからないなと思う…。自分好みの同人サイト作るためだけにひたすら呑み込んでいってたタグ知識が月末ちょっとだけお金に替わるよ…ありがティー。世代的な差異には稼ぎどころがあるんだな。多分ほんとにちょっとだけどね!おこずかいヒーフー!

■土曜日
・ミーシャと一緒にこれ↓の上映会+討論会のシンポジウム行ってきたよ。


公式 http://rightphilo.blog112.fc2.com/

とにかく映画自体がとても良かったですよ。
ここに細かくは書かないけど自分の中で、知というものとの個としての向き合い方と、その実践的な・複個人が関わらざるをえない場の扱い方の区別が出来たのでよかった。前提されているものと、しかし廃棄され続けなきゃいけないものが整理できたというか。とにかく得たものが色々多かったです…今ちょうど独語の文献で正反対の内容のものを読んでいるので尚更でした。なんでも一概に言ってはいけないけどもやっぱりフランスとドイツの思想性(そんなものあるかよって怒られそうだけど)の違いは大きいね。
あと本題とは違うんだけど、文脈上においては一見ふいに思えるような言葉にこそその人がその人の哲学で本当に大事だと思っているものが現れるんだなと思った。その時に少しだけ、その人の哲学の開始点であり回帰点であり核であるものがどこに捉えられているのかがわかる。
次で40回目の上映だそうなんだけれど、この映画はもっと沢山見られていい内容だと本当に思う。

・「萌え」ってのをすごく濾過してくと結局残るのは何かしら弱さへの愛着なんだとときどき思う。だから「萌え」と正反対のベクトルを持ってるのは実は「憧れ」なんだと思う。言ってしまうと、萌えに私の上昇性は、たぶん、ない……。

・『ドリーマーズ』
「恐るべき子供たち」であるイザベラとテオはマシューを加えて三人だけのユートピアを作るけれど結局は「はなればなれにBande a part」なってしまうんだねっていう話(ひどい説明)。永遠の昔から保証されていること:三人組は崩壊する。崩壊しなかったら神さまになるのかな?ならないな。
面白いのは子供たちのユートピアを決定的に壊すのは親ではなく「入ってきた」街であって時代であって、それが双子を子供のまま外に連れ出す。
そしてまた石が投げられる。今度はコクトーが雪に包んだようにではなく、剥き出しの、爆弾の形で。
コクトーの「恐るべき子供たち」では石が投げられ(てそして弟が怪我をし)たところから物語が展開し始めるけれど、この映画では、最後に弟が石を投げる。そのあとテロップが下から、逆さまに流れていく。
テオ役の俳優がすごくエロース。マシューの子、どっかで見たことあるなぁと思っていたら、「ヘドウィグ・アンド~」と「BULLY」に出てたらしい。好みの顔じゃないと無限に忘れられるな。

■金曜日
・生後何ヶ月であの手を離れたのかと思い悔恨して泣いてしまう。気持ち悪いのわかってるんだけど結局わたしの回帰点のように思う…回帰点であるからってすなわち原因ではないけど。それを原因にして責任転嫁したいわけじゃないし、すべきでもないんだ。ただちょっとした慰めなんだ。

・なんでヤスパースが、自分の本当の思いの丈を綴ったあの長い手紙をハイデガーに送らなかったのか、どうしてそもそも送らなかった手紙をそれでも残したのかが、少しだけわかった。
人間は誰かと関わる時にたぶん、損得を量ってではなしに、許される前に許さなくちゃいけないんだと思う。なんで相手が怒っているのかを、なんで私が怒っているのかと同じくらい、或いはより以上に考えなくてはならない。そうすると違いについて話せる。
ヤスパースの差し控えが今ならちょっとだけわかる。


なんでこんな長々かというと15時間くらい寝てしまったからで、で起きてご飯たべてもまだ眠くて文献やる気にならないからです。でもやる。フランス行きたい。
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