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| シンプリチオ-雑記ラウの寝起きがmitaidesu! [PR]× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 デヴィッド・ボウイの美しさもロレンスもたけしもSAKAMOTOもあの曲も反則…。そして美しい。かすかに湿って、滲んだような美しさ。forbidden colorsの中の「僕の生は もう一度 あなたを信じる」という詞は「深い河」の大津を思い出す。大津はキリストを演じて生き死んだ。彼にとってはそれが信じるということだった。この映画で使われることのなかった歌の冒頭は「僕は 信じてさえいればいいと思っていた」で始まる。でも「もう一度」何かをとりもどしたところで「あなた」を信じるのは、「僕」でなく「僕の生」なんだ。だからその文化の中で生きるロレンスはどんな状況にあっても生きることが恥ではないという。死に場所を求めて生きるヨノイたちを、彼らは過去に生きていると言う。戦場で、切り詰められた関係の中で、日本兵と捕虜の重なりがオーバーラップさせるのはありとあらゆる関係。関わるということは何かを越えるということでその一番大きな距離を持つものがきっと信仰者と神のそれで、だからforbidden colorsはああいう歌詞になったんじゃないか。クリスマスは聖誕祭だ。最大の矛盾で最大の神秘である受肉が起こった日で、キリストが距てられた日だ。でも、お祝いするの。「禁じられた色彩」の「僕」は日本人ヨノイでもある。セリアズが蒔いたものが距離を越えさせて、だから多分、終戦までヨノイは生きた。 PR COMMENTSCOMMENT FORM | |