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シンプリチオ-雑記

ラウの寝起きがmitaidesu!

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2025/11/23 (Sun) -

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すきだーすきだー

2009/04/18 (Sat) - ●●●

好きな人がいるんだけどさ。同人作家さんでさ。決してメジャーなジャンルを渡り歩くわけじゃなくて、でもこの人が描いた本なら読んだことないジャンルのでも買うなって思える人でさ。作家買いのひとなんですけど。
何が好きかって夏の描写がほんとにうまいというか、うん。
夏ってこうだよねー!きっと日本人の半分くらいはこういう夏を経験して夢見ているよね!という夏を描く人でね。なんだかその作家さんまでその夏にずっと住んでいる人のような気がしてきてね。夢の人のような気がしてきてね。日記まで楽しんじゃうっていうね。ネットストーカーは捕まらないからよかったね。っていう話。
夏!

あ、春もすきです。

だんだん楽しくなってきた!
今は楽しい気分の時です!波波のうちの!顔むくんでるけど楽しいなー!
楽しい人の文読んでると楽しくなるね。

あ、太宰も楽しくなるからね。

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眠い…合歓

2009/04/17 (Fri) - ●●●

ね、眠い…とりあえず進まないから終わったとこまで原稿テンプレに移してみた……もう…5時…。
21日まで……^▽^………やるしかない…表紙入れテシマッタカラー!二冊目の締切が最悪最悪パターン27日でこっちが……24日のGフェスは綺麗な体で行きたい。三木ちんの元に綺麗なからだで…よっちんのもとにきれいなからだで……!フェラチオって語源がラテン語で元々「授乳」って意味だったらしいよなにこれ滾る。鬼束さまのCageはすごくロックオンだと思う。こういうロックンがすきすき。だめだめすきすき。

つけたし

2009/04/17 (Fri) - ●●●

マイノリティーの安全化、とはまた違うんだよな…。
マイノリティーを自称するということが、その必要性への反発から来ているんではなくて、自己発現への道具になっている。
自称という「積極性」は、社会に向かってかけているそれではない。自分に向かってかけているに過ぎない。
もしかしたら今に特徴的なことでもなんでもないのかもしれない…ここは勉強不足すぎてわからないけれど。
アンダーグラウンド的であったものが、大衆に受け入れられ始めたほんのわずかの期間(地上におけるその受容が完全に終わって、「かつてアンダーグラウンド的であった」という特質すら見えなくなるまでの期間)に一定数の人間が罹る病気みたいなもの。どうかな…。あ、こうなるとマイノリティーの安全化、でもいいんだ。

あと

2009/04/16 (Thu) - ●●●

『男たちの帝国』も読了。
ラ、ラ、ラーテナウについてもっと読みたい…。
ドラマは沢山ある。

「異化」成すところから「無化」していく社会というのは、自分に地続きな問題として感じる。
「無化」への道程はでも凄く長い。埋め立ては近道ではなく誤り。
でも、少しだけ思うのは、「無化」になったら人間ってどうなるんだろうということ。ありとあらゆることが「何でもない」となったら。マイノリティーと括られる人々のそれとは深刻さの度合いが全然違うし、何を大げさにと思われるかもしれないけど、私には時々「オタク」を名乗り始めた若い子たちがしたいことは無化からの逃避なんじゃないかと思える。かかっているバイアスの違いはあるにしても、解放運動者たちが(そうせざるをえなく)強く自己のマイノリティー性を意識していたように、そうしながら、「オタク」を名乗る子達は彼らとは逆の方向に走りたがっているような気がする。
“分冊された”血液型本や腐女子解説本が出て売れるのも、同じ欲求から来ているんじゃないか。な。

行間に見える物語

2009/04/16 (Thu) - ●●●

1927年、世界で初めて公開されたトーキー映画は『ジャズ・シンガー』
映画史上初めての台詞は「You ain't heard nothin' yet!(お楽しみはこれからだ)」

この話聞く度に感動するんだけどいっつも忘れてるからメモっとく。ここはメモ帳です。


そいやこのまえ『三月は深き紅の淵を』読み終わったよ。
第四章の、灰色に光る水平線を持つ湿原はロミロミのディズミーランド思い出した。あれ大好きだった。汚染廃棄物でガスポコポコ吹き出してるようなとこに、少年二人がガスマスクつけて素立ちしている夕暮れ…の遠景…久々にロミロミ読みたくなっちゃった…。
ロミロミ読んでたころの感想読み返したけど、当時の自分もやっぱりノスタルジーを強烈に感じてたらしい。そうか。繋がっているのはノスタルジーでした。大好き!
ロミロミのことも100点中50点はタイトルで固いとか勝手なこと言ってたんだけど、「小説が6割、タイトルが4割」って実際に出てきた時には笑った。
好きな人とただひたすら、てくてくと、他に何もせず、疲れもせず、延々歩いていたい、と言う美佐緒の気持ちは可愛い。全部じゃないけどちょっとだけわかる。他は何もしなくていいというの。
小説を書いている時の実体験に基づいているだろう描写は面白かった。若干のあるあるもあり…。創作について「意味はあとからついてくる」って作曲家の奥さんをもつ教授が言ってたけど、同じだと思う。話でも曲でも、書く前の、「こういう感じがいい」って感触はきっと凄く大事なんだ。

一章の水越さんの語りが含蓄だったので引用。
女性は意外とヒーローではなくその周辺のしょうもない男やだらしない男に惹かれる、という話から
「ヒーローっていうのはそれ自体で完結してるから、他者の存在の介入をあまり必要としないじゃない?(中略)女ってのは相手を通して自分を見てるようなところがあるから、相手の欠落を埋めたい、必要とされたいって願望が第一なのよ。要するに自尊心なんだけどさ。相手を崇拝したい、憧れたいっていうのはせいぜい十八歳くらいまでじゃないかしら?だから手間のかかる人、どうしようもない人、だけどあたしじゃなきゃ駄目なのねってとこがないと女にはもてないわよ」
ロックオンは最後にやらかしたせいで全国の女視聴者にそう思わせたわけですね!(関係ないけど八雲ってアイルランド人だったんだって。萌えるじゃない。)あたしじゃなきゃ駄目なのねってはさすがに思えないけど…平面……平面……だから…。

でも男にも結構いるよね。「俺じゃなきゃ駄目なんだ」って思いたがる男。こういう男ってあんまり嫉妬を隠さないけど、つい「女性的」と評したくなってしまう。逆に、このタイプが好きになる女はだらしなさという点で男性的な強さを持ってるのかもしれないと他人事のように思ってみたりする。


欠けたリンゴとレインボーカラー

2009/04/15 (Wed) - ●●●

今日も講義出れた。ほっ。
再々履修の演習でとうとう興味を持てるテーマが来てとても嬉しい。半期だけど楽しみ!扱う文献を先生が全部明かしてくれなかったんだけど、逆にわくわくしちゃうね。去年捨ててよかったー!人生的にはよくなかったけどよかったー!今年は楽しみな講義多すぎる。どうしたんだろうちの学科…。

一限のあと三限まで時間が空いたので、ドイツ語をするでもなく(…)原稿をするでもなく(……)図書室籠もりしてた…。一冊終わったので、一昨年あたりから借りるでもなく図書館に来たらとりあえず読む(こういう本って愛人みたいだよねと思う。別宅に囲う。借りたり買ったりする本は妻。)という感じでまだ読み途中の煙草文化の本を探して書架ぶらついていたら、偶然にも『男たちの帝国』を発見…!素で、ぎゃ!っとする。
読みたいリストに入ってたはずなんだけど背表紙のタイトル見るまで存在忘れてたよ…!
休み時間いっぱい使って読んだよーついでに早く終わった授業の後にも図書館戻って読んだよー!残り三分の二を明日読む!たのしみ!
タイトルから想像つくけど、ヴィルヘルム2世からナチに至るまでのドイツにおける(マイノリティーの歴史としてでない)政治史の中の同性愛交流について描いている本で、とても興味深い。そして読みやすい。

はやく明日になって欲しい…続き読みたいから…。
でもならないで欲しい……締切が近づいているから…………。

毎日毎日、ちゃんと学校通って講義こなしていくの気持ちいい。生活している感じがする。一人で起きて、一人で電車に乗って、一人で講義を受けて、一人でごはんを食べて、一人で本を読んで、一人で帰る。すばらしい完結。他になにもいらない。生活している。


あああああ食べたい食べたい

2009/04/14 (Tue) - ●●●

・野菜タンメン
・半チャーハン
・ショートケーキ
・モンブラン
・野菜ジュース
昼起きてから今日食べたものううううん今から卵焼きパン食べたい焼き肉たべたい
向かい合わせてるとぐだぐだぐちぐちし始めて全然セックス楽しそうじゃないからアレルヤとロックンはそれぞれの部屋でおなってればいいんじゃって気持ちになってきたよ。昨日今日はアレルヤの部屋でおなるロックンというテーマで過ごしてみました春カラーーーーーだーーーねーーーーーーーー!
ドイツ語今年こそはなんとかしたい……明日…も…一週間ってこんなに長かったんだね……がばちょ!
ピンクのパンプス欲しいと思って帰りに見に行ったらいいのがあって試着してみたんだけど、鏡に映った大根二本にショックを受けて買わなかった…知ってたけど……知ってたけど………ピンクが可愛かっただけに…。
ショップは試着室にもっと工夫をこらせばいいのにとよく思う。鏡に少しだけ細工をいれて(旅館の体重計みたいなね)、照明を肌がきれいに見えるものにする。これだけで売り上げちょっと違くなると思うんだけど……試着して買わせるということに、もっと気を配ればいいのに…とにかく店での自分がよく見えれば買うんだから…。
どうでもいいことだった…

原…稿…………
 


キチキチ小説

2009/04/14 (Tue) - ●●●

「三月」は残り四章だけになったよ。どうでもいいけど読みやすすぎる。三章は微妙だった。
一章で言われていた四部構成の「三月」のキーワードは四章構成の(私が今読んでいる)「三月」では、
少女⇒トランクの男(ラフカディオ・ハーン/八雲)
ざくろ⇒仮面
こうなる。二章で、あ!と思って三章でも出てきたから確信。正解。やったやった。楽しい。
あと、二章でオレンジが出てきたから、三章はなんだろうと思ったら、サーモンピンクだった。
赤(スリッパ)→オレンジ(パーカーと灯)→サーモンピンク(マフラー)
どんどん紅が薄まっていっているんだね。この本、章が進むにつれて箱が小さくなってるんだ。箱構造になってる。前の章で語られたことが、次の章では行為されている。

答え合わせしたかったからメモ書くまで四章置いておいたのだ。これで読める。

しかし原稿がやばい。だから休み中にやりなさいと!このまえの休日、さり気なく締切遅いとこを探し出しましたから…(保険)五日は延命できそうだよ…早割入稿とか都市伝説じゃないか…実際に使えてる人ほんとにいるのか…!GWたのしみだけどああああああ
今年のラフォルジュルネってどうなってるのかな…

わからないひと

2009/04/14 (Tue) - ●●●

小さい頃からよく親の本棚を漁っていました。
「哲学に興味はあり、哲学書も読んだりはするが、内容がきちんとわかるわけではない人は…」
というフレーズを、母が持っていた本の中で見つけたことがありました。
当時の私は、そういう状況があるということが想像できず、可愛らしい嘲りでもって母に尋ねました。
「こんな人ってほんとにいるの?」
「お母さんもそうよ」
母はちょっとだけ笑いながら答えました。娘の質問に、喜んでいるようにも、寂しんでいるようにも、見えました。




おかあーさん!!!!!!!!!わたしもそうだったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

性器の臭いがします

2009/04/13 (Mon) - ●●●

今日から授業でした。一限目は逃したけど(これは私のせいじゃない)三限四限はちゃんと行きました。よくやりました。明日もがんばりましょう。自分を褒めてがんばりましょう。はい。

友達に薦められた山田詠美の「姫君」も今読んでいるのだけれど、楽しくない。面白くないと思った。
そういえば私、女の作家の本ってあんまり読んできたことなかったんだと気付いた。児童文学やミステリは除いて。
まだ「MENU」しか読み終わってないのでとりあえず忘れないうちに「MENU」だけ箇条書き。

・時紀って男じゃなくて女みたいだ、女だと思った。こういう男っているのか。この作品は会話と時紀の性別だけがファンタジーだ。
・文章を読んでいて、女のひとってこういう風に書くんだと思った。たぶん詠美さんは書いていて凄く気持ちがいいんじゃないかと思う。言葉を繰り出している時。私も、時々、こういう文章を書いてる。そして気持ちがよくなっている。でも、読み手も同じように気持ちがいいわけじゃないんだということに、気付いてしまいました。ああ!ああ!気付かせていただいてありがとうございました。雰囲気を纏って漠然と繰り返される言葉たちは、本人の中では思考思考思考の末に吐き出されたものであっても、読んでる側には酔っている人が楽しく歌っているだけに見える(ことも結構ある)。
・会話がだめだ。悪い方に気になってしまって。劇だ。生々しい臭いだけするのに、会話だけプラスチックみたいだ。こういう表現も上述のものですね。私たぶん、時紀が延々一人称でだらだら作品を撃っていてくれたら、まだ読めた気がする。おそらく時紀の二次元化がすすみますけれど。
・共感がないわけじゃない。自分にとって自分より上なんていないということへの共感はありあまるほどなんだけど(最近書いた日記思い出して爆笑した)、だからかな、もう読まなくていいと思う。
別に読んでいて楽しい小説だけが好きなわけではない。読んでいて苦しい小説というのはあるし、そういうものを読むのも嫌いじゃない。
でもMENUを読んでも、あるよねそういうこと、という感想しかない。(あと作家の性についての視界の広がりはいただきました。)あえて読まなくても、言われなくても、わかってるよ!としか言えない。
私には、これを読んで、何か胸を掴まれるひと、(きっと女の人が多いんだろうか、)そういうひとというのが想像できない。そういうひとの気持ちがわからない。
・そんなこんなで思うのが、おたく的な女とそうじゃない女の違いというもので。(ここでの「おたく」というのは別に、知識量の差がものを言う世界のおたくでもなく、自意識過剰気味な個性的自己紹介に使われるラベルとしてのおたくでもなく。凄く簡単に言っちゃうと、アニメとか漫画とかを一般的なレベルよりもほんのちょっとだけ好きな女です。そういうジャンルに溺れている女も溺れたがっている女もレベルを問わずに含みます。)
おたく的な女には、詠美さんの作品を気持ち悪く感じるひとが多いんじゃないかと思う。あ、処女・非処女関係なくね。実際に経験がないから男女間の関係をいつまでも汚らしいと思うんだ云々言いたいわけではないのです。
詠美を読んで嫌悪を感じるということについて、私は、凄く、分析しなければいけないと思ってしまう。そしてそれは、フィクションが普通よりちょっと好きである(どちらかと言うとおたくな女である)、ということと少なからず関わっているような気がしてしょうがない。
・繰り返しになるけど、「そうじゃない女」が共感のあとに何を感じるかが私にはわからない。
・「おたく的な女」は多分、共感のあとに嫌悪を覚えるのではないか、ということしかわからない。
・嫌悪じゃなくて、答えが与えられないことに対する不満、と言ってもいいかもしれない。言いたいことはわかる、そういうことってある、私もそう、「で、その先は?」何か教えてくれるの?って思う。
・もしかしたらもしかしたら、自分へ興味を持つことを放棄した女がおたく的な女の頂点かもしれない。わかんない。保留。怖すぎる。

貸してくれた友達が詠美さんと太宰について絡めていたので太宰とのことも一応考えてみた。
太宰は、自分語りをするにしても傍観者の目線を忘れていないと思う。笑うべき、或いは慈しむべき自分がいたとしてその自分を書こうとして、でもそこからをちょっと離れたところで、更に、笑ったり、馬鹿にしたり、愛しく思ったり、皮肉ったり、そういうことをする自分ももうひとりいる。
詠美さんが自分をゲロにしてどばあーってぼあーって地面にぶちまけちゃうとして(そしてそこが多分魅力なんだと思うけど)、太宰は自分を提出するにしても綺麗に箱にいれてゲロを持ってくる感じ。そんな感じ。
なんだろ、予防線かな。詠美さんのが強そう。
太宰がゲロを吐いてた時の表情とか、嗚咽とか、そういうのはこちらからはよく見えない。
わたし太宰好きなんだけど、太宰のこと好きなのは、あ、わたしもそういうの吐いたことあるよ、みたいな、なんかね、しつこくない、壁がいちおうある共感みたいなのを許してくれるからかなと思う。彼の中には、理解を許してくれていないところも多分たくさんあって、そういうところも安心なのかな。
トイレの個室隣同士で繋がるなにかみたいな、そういうものを、太宰に感じるのかもしれない。
MENUには、同じ便器で吐こうよ、みたいな、そういうの感じてしまうのかもしれない。わたしは結構です。

でも全部読みます。
自分からはきっと読まなかった本だから、貸してくれた友達にありがとうだ。目の際を割いて痛いのは仕方ないことなのだ。全部読んだらダス・ゲマイネもういっかい読んで比べてみる。


書き散らし死ねって感じですけどおなかがやっと空いてきたのでご飯買ってくる。
ブログがない時代に生まれていたら、自分の推敲力は今のウンコレベルよりはもうちょっとマシになってたんじゃないかととみに思う。なまじ簡単にすぐ書けちゃうからいけません。もうもう!すべて時代のせい!


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